【オンライン】MagicPodミートアップ


こんにちは!MagicPod広報の田上です。 2026年2月27日に開催した「MagicPodミートアップ」の様子をレポートします!
今回のミートアップは、開発ロードマップの公開や、AIエージェント「Autopilot」の活用事例、大規模開発における効率化の秘訣など、非常に濃い内容となりました。

1. 初の試み!参加型アイスブレイク

セッションに先立ち、今回は初の企画としてメンチメーター(Mentimeter)を使用した参加型のアイスブレイクを実施しました。 スマートフォンを使って、リアルタイムに回答が画面に反映される仕組みに、会場(オンライン)は大いに盛り上がりました。
アンケートの結果、参加者の皆さんの意外な横顔が見えてきました。




  • 職種:QAエンジニアが最も多かったものの、開発者やカスタマーサクセス、さらにはCEOまで、幅広い層の方々にご参加いただきました。
  • 自動化歴:3年〜5年未満の方が中心でしたが、中には10年〜15年以上のベテランもいらっしゃいました。
  • MagicPod利用状況:ほとんどが既に利用中のユーザーさんでしたが、「使ったことはあるが未契約」という検討中の方も3名ほどいらっしゃいました。
  • 期待すること:「Autopilotの活用法」「他社の導入事例」、さらには「MagicPodのゆるキャラ」にまで興味が寄せられました。

このアイスブレイクを通じて、登壇者の皆さんも「どんな層が聞いているか」を把握でき、リラックスした雰囲気でセッションをスタートさせることができました。

2. 「2025年の開発サマリー&今年の展望」 MagicPod エバンジェリスト 伊藤 由貴

伊藤からは、2025年の振り返りと、2026年に向けた「ワクワクする」開発ロードマップが発表されました。
2025年の大きなトピックは、AIエージェント「MagicPod Autopilot」のリリースです。 チャット形式でテスト作成や編集が可能になり、自動化のハードルが大きく下がりました。 2026年の展望としては、以下の強力な機能が開発予定であることが明かされました。

  • TypeScript/JavaScript実行ステップ:より複雑なテストロジックが実装可能に(開発はほぼ完了!)。
  • モバイルとブラウザテストの相互連携:1つのプロジェクトで両プラットフォームを横断したテストが可能に。
  • Playwrightへの実行エンジン移行:パフォーマンス向上と全画面スクリーンショットへの対応。
  • 失敗原因分析エージェント:テスト失敗の原因をAIが分析し、具体的な修正案を提示。

3. 「AutopilotによるMagicPodの導入範囲拡大と運用中の失敗事例」 株式会社くふうカンパニー 岡 浩司さん

岡さんからは、Autopilotの登場によって「メンテナーの民主化」が進んだという興味深い事例が共有されました。
以前は断念していた「アプリ内ブラウザ経由のログイン操作」が、Autopilotへの「雑な指示」で実装できたというエピソードには、参加者からも驚きの声が上がりました。 メンテナンスを特定のQA担当者に依存せず、開発者と一緒にリトライや修正を行う体制に変化したという成果は、多くのチームにとって参考になるものでした。
一方で、「Flakyテストがゼロになるわけではない」「共有ステップへの未対応」といった、運用上のリアルな課題も率直にお話しいただきました。

4. 「ドコモで実践するMagicPod活用による開発の効率化と付随して得られたもの!」 株式会社NTTドコモ 三井 力さん

三井さんからは、年間12,000回以上のリリースを行う大規模なアジャイル開発現場での圧倒的な成果が発表されました。
小規模チームでの試行から始めた結果、リグレッション試験の稼働を70%削減。 その後大規模案件へ展開し、最終的には87%(20人日)もの削減を実現したとのことです。
特筆すべきは、「自動化によって品質も上がった」という点です。 手動テストでは影響範囲を絞りがちなところを、自動テストなら毎回全項目を確認できるため、想定外のデグレ(先祖返り)を確実に防げるようになったという話は、テスト自動化の本質的な価値を再認識させてくれました。

5. QAパネルトーク

最後は、メンチメーターで寄せられたリアルタイムの質問や事前質問に登壇者全員で回答しました。

  • 導入のコツ:「スモールスタート」と「組織をリードする旗振り役」の存在が重要。
  • テストの粒度:基本は「1機能1ケース」。作り込みすぎず「ハッピーパス」を優先すること。
  • メンテナンス性:開発チームと協力し、UI要素のIDを固定するなどの「テストしやすい設計」を依頼する工夫。

最後には、CEOの伊藤望からもチャット欄で補足コメントが入るなど、終始活発なやり取りが行われ、大盛況のうちに幕を閉じました。

ご参加いただいた皆様、素晴らしい発表をしてくださった岡さん、三井さん、本当にありがとうございました!

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今後ともMagicPodをよろしくお願いいたします!


Junko Tagami

Junko Tagami

MagicPodの広報・コミュニティマネージャー。
南山大学人文学部を卒業後、印刷会社にディレクターとして入社。2021年に広報としてMagicPodに入社。2児の母でもあり、育児休暇中には「名古屋ワーキングマザーの会」を友人と共に立ち上げる。ベンチャーバンク主催第1回ビジネスプランコンテスト優秀賞、東海ビジネスデザイン発見&発表会2019最優秀賞・特別賞など、数々のビジコンで受賞経験をもつ。