AI技術でソフトウェアテストを自動化する「Magic Pod」、ベータ版を提供開始
プレスリリース
株式会社TRIDENT(本社:東京都中央区銀座、代表取締役社長:伊藤望)は、2017年7月24日、AI(人工知能)技術を活用してソフトウェアテストを自動化するWebサービス「Magic Pod」のベータ版を一般公開し、提供を開始したことを発表いたします。
Magic Podの概要
Magic Pod (https://magicpod.com)は、コンピュータで画面を自動操作することでテスト作業を効率的に行う、「テスト自動化」のWebサービスです。現在はスマートフォンアプリのテストに対応しています。
ビジネスサイクルの短縮化やアジャイル開発の普及により、近年「テスト自動化」技術への注目度が高まっています。「テスト自動化」のためにはテストスクリプト(テスト対象のシステムをどう操作するかの手順)を作成する必要があるのですが、従来のテスト自動化ツールでは「テストスクリプトの作成に手間がかかる」「テストスクリプトの内容が人間に理解しにくく、編集が難しい」といった問題がありました。
Magic Podでは、ディープラーニングを始めとするAI(人工知能)技術を使うことにより、このテストスクリプトを効率よく作成することができます。Magic Podのコンセプト動画(/magic-pod-movies/)では、この様子を分かりやすく解説しています。
Magic Podでは、アプリの画像から画面項目がAIで自動検出されるので、これを選んでいくだけで人間でも理解可能なテストスクリプトを簡単に作ることができます。
利用プラン
Magic Podは、20テストケースまでは無料で作成することができ、ユーザー数・利用マシン台数・テスト実行回数などの制限もありません。スモールスタートでテスト自動化プロジェクトを開始して、組織に浸透させていくのに最適な料金体系となっています。
また、エンタープライズでの本格的な利用のために、商用サポートや、社内サーバーにインストールして利用するエンタープライズ版も有償で提供しています。
Magic Podの詳しい料金プランは、https://magicpod.com/pricing/ に掲載しています。
Magic Podの今後の展開
Magic Podでは、2016年10月からデモ動画を公開して先行登録を受け付けており、2017年6月の時点で既に190人超、社数にすると140社超の申し込みがありました。今回の一般公開により、まずは国内の利用者数の拡大をはかっていきます。また、英語版も既に提供しており、今後英語マニュアル・ドキュメントを整備し、早い段階でグローバルへの展開もはかってまいります。
将来的には、Webアプリ・デスクトップアプリ・組込機器など対象システムの拡大をはかるとともに、ホワイトワーカーのデスクワークを効率化するRPA(Robotic Process Automation)領域への展開も視野に入れていきます。
TRIDENTについて
株式会社TRIDENTは、ソフトウェアテストプロセスを効率化する様々なサービスやツールを提供するベンチャー企業です。AI自動テストサービス「Magic Pod」の運営、テスト自動化のコンサルティングやトレーニング、お客様のニーズに応じたテスト基盤構築のサービスを提供しています。
この件に関するお問い合わせ
株式会社TRIDENT
広報担当: 伊藤
E-mail: press@trident-qa.com